わたしの骨折体験談 ※脛骨 開放骨折

入院の日記です! 入院中に不安になる方は多いと思います。少しでも力になればいいなと思い始めました。

33日目 近々退院できるかも?


入院してから33日目

退院できるかもしれない

と主治医の先生から言われました。



「今週末、血液検査をしてレントゲンを撮って異常がなければ退院しよか」

私は大学に通っていて授業に出席できていない、ということを考慮した先生の判断だったと思います。

そして、大学がある滋賀県の病院に転院というかたちになり、毎週病院に通うというものでした。


退院するための練習としてリハビリで階段を登り方など教えてもらいました。ギブスが足首から太ももまであるので重いのと膝がらないので階段を登るのが普通の骨折よりも難しいです。少しでもバランスを崩すと倒れそうになりました。私の下宿先が4階でエレベーターのないアパートなので心配です。


お風呂の入り方も教えてもらいました。これもまたギブスがあると大変です。ギブスが濡れてはいけないので袋を被せてテープで足と袋を固定します。ギブスが小さいときは袋を一枚被せるだけでいけたのですが、長いギブスになると袋一枚に加えてつぎはぎの袋も必要でした。

お風呂に入るにあたって、着替えが1番大変でした。膝を曲げることができないということに加えて、私自身腰が悪いということもあり、ズボンや下着を履いたり脱いだりするのが非常にしんどかったです。私の場合、手が足の指先まで届かなかったので、折れていない方の足を使って脱ぎ着していました。シャワーを浴びてスッキリしたのに着替えに苦労をして汗をかいていました。

これらはまだ大丈夫だと思ったのですが、心配なことがひとつありました。

長時間立った状態でいられない

ということです。立ち上がってから1分もしないうちに足のむくみがひどくなり、痛みで立っていられないです。車椅子であれば、足があまり下がらないのでちょっとの時間であれば我慢できたのですが松葉杖はそうはいきません。松葉杖は足がつかなければそれでいい、というとのではありません。

リハビリから帰る途中に足の指をみると、パンパンに腫れていました。腫れて紫色になった指はブドウのようで、今にも破裂するのではないかと感じました。

そして、リハビリやデイルームに出かけた後は熱が出ました。足が炎症を起こしていたのかもしれません。

下宿先から大学まで歩いて40分ほどかかるので、どこで休憩しながらいこうか迷っています。また、大学までバスで行ったとしても、バス停からどのようにして教室まで行こう、というのも問題の1つでした。

退院できたものの、大学に通うことは難しいと感じました。



必要最低限の距離しか移動しない、そんな生活になりそうです。
諦めず、なんとか良い方法を探していきたいです。