わたしの骨折体験談 ※脛骨 開放骨折

入院の日記です! 入院中に不安になる方は多いと思います。少しでも力になればいいなと思い始めました。

4週間目 超音波治療開始



手術から4週間がたちました!病院の生活に完全慣れました。良いのか悪いかは置いといて、、、

4週間でどのように変わったか、書いていきたいと思います。また新しく超音波治療という治療が始まったのでそれについても書いていこうと思います。




【目次】


足の状態の変化

ざっくりいうと、動かさなければ痛みはないです。足を移動させると骨折した部分ではなく、足首や膝が痛みます。

足の大きな変化というと、立ったときのむくみがほとんどないということです。

以前は、足を少し下げているだけで血が溜まっているのような感じがして、その痛みのせいで普通に座ることもできませんでした。

4週間たった現在では、普通に座れるようになり、洗顔や友達とデイルームで話すことができるようになりました。

松葉杖がもうすぐつけるようになりそうです。 週明けから松葉杖の練習を始めるそうです。




心の変化

入院時との心の大きな変化は何かというと、完全に病院に慣れました。そして心に余裕がうまれました。
痛みがほとんどなくなり、夜ぐっすり眠れるようになりました。生活リズムも病院の起床時間、消灯時間にぴったり変わりました。朝の5時に目覚めて22時に寝るという生活は、しんどいというより、健康的な生活をしているなと思います。

また、お見舞いに何人か友達が来てくれたので、元気がでました。学校に通っている友達の話を聞くと、入院中に今できることは全力でしよう!という気持ちになれました。

どうしても入院中に、気分が落ち込んだり、無気力になったりしてしまいがちです。何か楽しみを見つけたり、目標を立てましょう。なんでもいいです。毎週土曜日の吉本新喜劇を楽しみにする、英語を話せるようになる、隣のおっちゃんと仲良くなる。今をどうすごすか理由を作りましょう。入院生活は良くなります。



超音波治療始まる

超音波治療ってなに?ピンとこない方多いと思います。私も最初この言葉を聞いたとき、うまくイメージすることができませんでした。実は、超音波治療が今回2回目で5年前にも治療を受けたことがありました。それほど新しい治療法ではないんですね。



超音波治療とは

超音波治療とは、微弱な超音波を1日20分、骨折部にあてて骨折治療を促進するという治療です。一見複雑そうに思えますが、痛みを感じず、ただ専用の機械を骨折部に当てるだけという簡単な治療です。

サッカーのベッカム選手や、野球の松井秀喜選手などのプロのスポーツ選手がよく骨折治療で超音波治療を受けています。

また、自宅での治療も可能であり、業者から病院を通してレンタル可能です。

実際、このような感じでした。


効果

なんと骨折の治療期間を3~4割早めるそうです。また、一般的に再手術が必要となる、遷延癒合や偽関節といった難治性骨折には、超音波骨折治療法によって再手術することなく骨癒合が得られることがあるそうです。

1日に何度もしてもいいのか?と業者の方に聞いたところ、1日に何回やろうが効果は一緒と言われました。1日20分、それ以上時間を増やしても変わらないみたいです。

使ってみた感想

簡単そしてなにも感じない

使い方は

  1. 専用の機械を骨折部に固定するためのベルトを巻く
  2. 専用の機械にジェルをつける。
  3. 固定用のベルトに専用の機械をつける。
  4. 真ん中のボタンを押す

以上です。非常に簡単で、一発で覚えられます。 また時間も20分でありあっという間に終わります。

使用後は、機械と肌についたジェルを綺麗に拭き取るだけです。 手間がかからないので、苦労なく続けることができると思います。

ただ1つ、難しいなと思う点がありました。

装置を骨折部に的確につけるということです。 位置がずれていると、超音波治療の効果は薄れるそうです。
痛みや熱、痺れなど全く感じないというのはこの治療法の長所です。ですが、感覚がないということは超音波が骨折部に正しく届いているのが感じることができないという短所でもあると思いました。

主治医の先生に骨折の場所に印をつけてもらう必要があります。また、ジェルを拭くときにその印が消える可能性があるので、こまめに印をなぞる、写真を撮っておく必要があると思いました。


入院生活に慣れたからといって、楽であるわけではありません。
はやく骨折を治して、自分の足で歩いて移動できるように今できる努力は全力でしていきたいと思います。